エッセンシャルワーカー

ぶっ壊れたポンプの修繕。協力会社には毎回頭の下がる思いです。

「エッセンシャルワーカー」

あっという間に世間に浸透した、流行り言葉にも感じる英語です。
主に医療従事者やスーパーマーケットに務める方など、日常生活に欠かせない人々を総称してそのように言うそうです。

Essential→欠かせない、必須、最重要

このような意味を持ち合わせているワードですが、元々はエッセンス(essence→本質)から派生したものだそうで。

そして、あまり世間からはみなしてもらうことは少ないのですが不動産会社、特に不動産賃貸管理はエッセンシャルワーカーの部類に間違いなく入ります。

オンライン入居立会や退去立会、郵送でのやり取りやSNSを通じた入居者とのコミュニケーションツールを導入しながら非接触形態を推進していて、随分と社内の浸透もしました。予備メンバーも数人いるためにオフィス内で何らかの事態が発生しても、一時的には耐えられる仕様になりました…が。

リモートワークの障害

高齢の方や身体的な不自由をお持ちの方、外国籍の方に対しては必ずしもオンラインのみでの対応というわけにはいきません。誰しもが通信デバイスを持っているわけでもなく、対面式で対応しなければならないケースも多々あります。また、完全なる個人情報などのセキュリティリスクの排除はハードルが高いのも現状です。そもそも消防点検などの室内立ち入り業務はリモートでは出来ませんし。こんな感じで法令と実務に阻まれることが多いですね。

建物ごとに対応も異なります。築古木造とRC高層マンションでも設備が全く違うし、巣篭もりが進めば宅配ボックスの不調も多くなり出動回数も増えます。騒音問題のクレームも増加しますし、棟内の争いごとも増えます。これらの受電はオフィスで行うのですが、自宅でこの高強度の受電はかなり精神的に辛いものもあるので気軽に在宅ワークに進むことは出来ません。

社会に必要とされる不動産管理

現在、タフトではおよそ1,900戸の賃貸管理を行っています。募集窓口や一部管理も含めると、2,100戸少々になりました。年々管理戸数は増加し、人々と接するからこそ罹患のリスクも少なからず上昇しています。ただ、こういった厳しい状況下で必要不可欠な業種だからこそ、人々の支えになるべく意思を持って日々様々な事象に取り組んでいます。

お問い合わせいただくほぼ全てがトラブルに関する電話で、沢山の解決しなければならない問題が日々積み上がっていきます。そういった問題に対してエッセンシャルワーカーとして、社会に必要不可欠な存在と認められながら仕事をするのは意外と少ないので、大変ですがやりがいのある任務でもあります。

全ての人々に平等に、真摯に取り組みつつ、社内の安全も確保する。非常に難しいミッションではありますが、両立出来るように一歩ずつ歩んでいきます。