管理ください

って言うじゃないですか。

WEBサイトでも、対面でも、そしてSNSでも。

決して否定するわけでもなく、当然各社各人の商売のスタイル・スタンスも異なるのでそれはそれで単なる日常風景のワンシーンだとは思っていますが…

※今回は不動産管理受託における、業者向けのただの雑記です

率直に申し上げて、皆さんよくそんなに管理欲しがるなぁと思います。ちなみに僕が現場の立場だったら業務ばかり増えるし、クレーム増えるし、給料はその割に大して上がらないし、オーナーに怒られるし、率直に嫌だなぁと考えちゃうと思います。あんまり「ください」メリットって従業員にとっては無いんですよね。特に事務スタッフにとっては厄介でしかないです。

ただ、きちんとその建物運営の現況が見えていて、改善プランが構築可能で、オーナーポリシーを把握し、それを長期実行できる組織体系になっていれば全く別の話です。オーナーにとっても自社にとっても最良の選択なので、受託すべきでしょう。

ここでいう「ください」はネガティブに作用することが多く見受けられます。そりゃあ何も現況分からないのに「激安!」と謳ったわずかばかりの管理フィー、そして将来的な建物売却時の時の専任受託狙いといった「自社の利益」に執着しがちな取り入れなので、そこに改善も何も無いわけですから。

自社の状況、体制、そして建物の運営状況によっては、むやみな取得が致命的なダメージを社内に及ぼす可能性があります。また、現場を無視した「社長案件」は社長だけテンション上がって、現場は冷めきるというミスコミュニケーションの極みが発生するので、正に忌むべき行動と言えるでしょう。あからさまに従業員に嫌われます。そして、「社長って孤独だよな」とか言っちゃってますます嫌われるデススパイラルです。

私達の管理受託スタイルは、相談・調査・提案・検討・決定のフローが基準です。冒頭から述べている「ください」スタイルは、このフローを全てすっ飛ばしているため、私達のスタイルとは間逆なのです。

で、何がいいたいかって。

↑の受託スタイルは「相談」から始まっているじゃないですか。

「ください」スタイルで受託して、その受託した会社がぶん投げてお手上げ状態になっているという相談が大体私達の受託の半数くらいなんですよ。

出来ないのにちゃんと向き合わないで管理しちゃうもんだから、管理運営上で闇に葬られた案件が調査中も、受託後も続々出てきちゃうこともしばしば。一線を退いて、俯瞰で現場を見ている私の立場としては、スタッフがそれらを改善すべく奮闘している姿を見るとやるせない気持ちになります。

不動産管理って今日明日思いついて、いきなりやろうぜなんてことは出来ないんですよ。各種法令を遵守、応用し、誰も見えないところで社内のマイナーアップデートをひたすら繰り返し、一定戸数を超えた段階でメジャーアップデート。利益相反も起きやすいので、当然ですがコーポレート・ガバナンスも随時検証と改善が必要です。

結論

管理はじめましたー管理ください

でもいいけど、最後までちゃんと面倒見てね。